忍者ブログ

Enjoy Running Life - スイスでサブ3を目指す!

48歳から本格的にランニング開始。11ヶ月(実質8ヶ月)でハーフマラソンのサブ89(89分切り)達成。 次なる目標は、フルマラソンのサブ3(3時間切り)!!  海外赴任地スイス・ジュネーブでのランニング記録。 ランニングに関する役立つ情報なども記載していきますので、ぜひお読みください。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Eペース(Easy、イージーペース走)

Eペースとは、Easyペースのことで、アメリカのランニング指導者であるジャック・ダニエルズ氏の著書「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」にある5つのランニング強度のうちの一つです。

ジャック・ダニエルズ氏によれば、走りながら会話が可能なペースで、ほとんどの日はこのペースでの練習で十分で、インターバル走などのいわゆるポイント練習の合間の日や、ロング走のペースとして、また、日々の練習のウォーミングアップやクールダウンのときに使用すると良いペースになります。

怪我に対する耐性を作り、心筋や毛細血管の強化・増加や、血液の酸素運搬機能の改善、筋繊維の性質がランニングに適するようになる効果が見込まれます。

心臓の鼓動1回で送り出される血液の量は、一般的には最大心拍数の60%以上はほとんど変わらないとのことです。
Eペースの心拍数の目安は、最大心拍数の65%~78%ですので、Eペースでも十分心筋を鍛えることができるわけです。

ただし、実際、このペースで走ってみると、結構キツイです。
なので、実際のところは、ウォーミングアップやクールダウン、ポイント練習の次の日の疲労抜きのジョギングなどのときには、Eペースよりも遅いペースで走ることもあります。

とはいえ、このEペースは、実際のレースペースよりは少し遅いペースですので、レース時よりは余裕があります。
そのため、ランニングフォームのチェックや、これまで異なる走り方を少し試してみたりすることもできます。

ただ、ゆっくり走ってるときはフォームが乱れがちになるので、注意が必要です。
スピード上げて走ったときのほうが身体の動きが自然になって、フォームが安定するようです。
確かに、ゆっくり走っているときは言ってしまえば、ちょっとめちゃくちゃな走り方でもペースは維持できますよね。
一方、速いペースにしようと思うと、やっぱり、身体を効率的に動かさないとスピード出せないですよね。

【心拍数の目安は、最大心拍数の65%~78%】186/180の場合、121-145/117-140

※すべてのランニング練習記録はこちらでご覧いただけます。
※練習メニューやランニング・マラソン用語の説明はこちらでご覧いただけます。

※ランキングに参加しています。よろしければ、クリック願います。
 また、コメントも大歓迎です。
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

拍手[0回]

PR

ダニエルズのランニング・フォーミュラ、VDOT

ランニングやマラソンを本格的に始めたいと思ったときに、どのような練習・トレーニングをすれば良いか悩みませんか。

やみくもに走っても、オーバートレーニングになってしまい、肉離れや疲労骨折などの怪我をしたり、疲労回復までに時間がかかって、継続的に練習することができなくなってしまいます。

楽ではないけど、身体に無理のない範囲で練習を継続していければ、疲労が積み重なることなく、怪我もしないで、徐々に自分の実力を上げていくことができます。

これを実現する手助けとなるのが、アメリカのランニング指導者であるジャック・ダニエルズ氏の著書「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」です。





ランニング・フォーミュラでは、次の5つのランニング強度が規定されています。

    * Eペース(Easy、イージーペース走)
    * Mペース(Marathon、マラソンペース走)
    * Tペース(Threshold、スレッシュホールド(閾値)ペース走)
    * Iペース(Interval、インターバル走)
    * Rペース(Repetition、レペティション走)

それぞれの練習メニューの効果は以下になります。この効果を意識しながら、つまり、何のために練習しているのかを意識しながら、練習メニューに取り組むことが大切です。

言いかえると、自分に足りない部分、伸ばしたい部分はどこかを認識し、それを実現できるような練習メニューを日々の練習に取り入れていくことが重要です。
各ペースの詳細は、後日、説明します。

    * Eペース:心筋・毛細血管強化、血液酸素運搬機能改善、筋繊維性質向上
    * Mペース:Eペースの効果+レースペースに慣れること、メンタル向上
    * Tペース:スピード持久力向上、閾値(乳酸除去能力)向上
    * Iペース:最大酸素摂取量(VO2max)増加、有酸素運動効率アップ
    * Rペース:無酸素運動効率アップ、ランニングエコノミー向上

各ペースは、心拍数や最大酸素摂取量(VO2max)などに基づき決められるのですが、これを簡単に算出できるようにしたのが、ジャックダニエルズ博士のVDOT計算式です。
以下のダニエルズ博士のホームページにて公表されています。
VDOTとは、ダニエルズ博士が使用するトレーニング指標です。
このVDOTを算出することにより、各人の現在の実力に応じた適正な各ペースを自動的に算出することができます。

この計算式に、走った距離と、その距離での現在の自己ベストを入力します。
どの距離でも良いですが、1500m, 3km, 5km, 10km, ハーフマラソン、フルマラソンなどは選択画面が用意されています。
自己ベストが複数ある場合には、平均ペースが最も速いものを入力します。

そして、Calculate(計算)ボタンを押します。
そうすると、右上部分に、現在の自分のVDOT値が表示されます。

そして、下のTraining(トレーニング)のタグを選択してみてください。
そうすると、前記のEペース、Mペースなどのペースが表示されます。
これらが現在のあなたにとって最も効率よく実力を向上させることができる練習メニューのペースになります。

また、Equivalent(等価)のタグを選択してみてください。
そうすると、現在の自分の実力に基づく各距離での予想タイムが表示されます。
ただし、この数字は、必要なトレーニングを行なった上でのことなので、潜在能力がある、というぐらいに捉えると良いと思います。

※すべてのランニング練習記録はこちらでご覧いただけます。
※練習メニューやランニング・マラソン用語の説明はこちらでご覧いただけます。

※ランキングに参加しています。よろしければ、クリック願います。
 また、コメントも大歓迎です。
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

拍手[0回]

テーパリング(Tapering)

テーパリング(Tapering)とは、レースの2〜3週間前までの練習で筋肉や内臓などに蓄積してきた疲労をレース当日までにゆっくり抜いていくことを言います。

レース本番で最高のパフォーマンスを発揮するためのレース前のコンデションを整える調整のことです。

「Advanced Marathoning(アドバンスト・マラソン・トレーニング)」という著書に詳しい記載があります。

普段の練習では筋肉のみならず内臓にも疲労が溜まっており、内臓は筋肉よりも疲労回復に時間がかかるので留意が必要です。

この疲労抜きをすることで、筋肉の収縮の動きが良くなり、ランニングエコノミーの向上につながります。また、免疫力も向上するので、レース前に風邪をひきにくくなります。

テーパリングのポイントは、トレーニングの強度は維持しつつ、距離や時間を減らすことです。例えば、普段インターバル走を4:00/kmペースで1km x 5本やっている場合には、4:00/kmペースは変えないが、本数を3本にするなどになります。

取り組む時期は個人差があるようなのですが、一般的には3週間、年齢の若い方や体力のある方は2週間前ぐらいから取り組むのが良いです。

最初の週は普段の80%前後に、次の週は60%前後に、最終週は50%ぐらいに負荷(走行距離や時間)を落としていきます(3週間前から取り組む場合)。

例えば、1週間に50km走っている場合には、3週間前からの週は40km/週に、2週間前からの週は30km/週に、レース直前週は25km/週ぐらいに走行距離を減らすことになります。

レース直前に練習量を減らすことに不安を感じられるかもしれませんが、このテーパリングによって、2〜5%のパフォーマンス向上が見られるというデータがありますので、ギリギリまであがいて練習量を増やすよりも、しっかりとテーパリングをして、本番に備えた方が結果が良くなると思われます。

ただ、練習量を減らすからといって、例えば、インターベル走のペースを落としたり、スピード練習などのポイント練習はやらなくなってしまうと、走力自体は落ちるので、疲労を残さない程度に、Eペースでのジョギングの合間に、ポイント練習を入れていく方が良いです。

コーチによっては、走行距離は減らすけども、例えば、インターベル走のペースを普段よりも少し上げて調整するという場合もあるようで、効果があったケースもあるようです。

※すべてのランニング練習記録はこちらでご覧いただけます。
※練習メニューやランニング・マラソン用語の説明はこちらでご覧いただけます。

※ランキングに参加しています。よろしければ、クリック願います。
 また、コメントも大歓迎です。
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

拍手[0回]

ファートレック・トレーニング

昨日・今日と雨で走れず、くすぶっています。

今日は、先日、行ったファートレック・トレーニングについてもう少しきちんとご説明したいと思います。この説明は、London Marathonのホームページの内容に基づいています。

まず、ファートレック・トレーニングの「Fartlek」という言葉はスウェーデン語に由来し、「スピードプレイ」を意味します。Fartlekトレーニングは、設定された時間に設定された距離を走るのではなく、完了したと感じるまで異なるランニングペースと距離で「プレイ」することです。

ステップ1
・5分間ジョグします。
・次に、目標とするランニングペース(例えば、最大速度の70%)で遠くの目標(例えば、次の街灯柱)を選択します。

ステップ2
・決めたペースで目標に向かって走り、目標に到達したら、次のスピードの準備ができるまで再びジョギングを始めます。

ステップ3
・新しい目標と前のものとは異なるランニングペースを選択します(例えば、最高速度の90%)。

ステップ4
・これらの様々な距離と速度での走りを繰り返します。
・十分な練習が完了したと感じたら、トレーニングを終了します。


【ファートレック・トレーニングの利点】

・ランニングの強さと持久力の向上

・速く走ることとレースの戦術を改善するのに最適。レースでは、速いペースの中で、ペースの上げ下げがあるが、その際にも柔軟に対応できるようになる。

・この練習の距離や速度の設定は柔軟に決めることができるので、自分の実力や調子などに合わせて調整することができる。例えば、あるスピードで目標まで走りきれない場合には、次のときにはスピードを落とすか、距離を短くすればよい。合間のジョグのときに呼吸や体力の回復が早ければ、次の設定はもう少し負荷を上げてやればよい。

・練習の完了のタイミングも自分の身体と相談しながら決めることができるので、オーバートレーニングを防ぐことができる。オーバートレーニングによって怪我(肉離れや疲労骨折など)をしてしまうと練習が継続できなくなってしまうので、オーバートレーニングにならないレベルで練習を継続していくことが大切。


以下のWebサイトに、マラソン世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ選手の練習メニューが公開されていますが、この中に、ファートレック・トレーニングが含まれています。

Eliud Kipchoge – Full Training Log Leading Up To Marathon World Record Attempt



※すべてのランニング練習記録はこちらでご覧いただけます。
※練習メニューやランニング・マラソン用語の説明はこちらでご覧いただけます。

※ランキングに参加しています。よろしければ、クリック願います。
 また、コメントも大歓迎です。
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

拍手[0回]

ラップタイムとゴールタイムの表

ラップタイムとゴールタイムの表を作ってみました。
サブ2、サブ2.5、サブ3、サブ3.5、サブ4、サブ4.5、サブ5のラップタイムがわかりやすいように表示しました。
ラップタイムとゴールタイム ラップタイムとゴールタイム
※すべてのランニング練習記録はこちらでご覧いただけます。
※練習メニューやランニング・マラソン用語の説明はこちらでご覧いただけます。

※ランキングに参加しています。よろしければ、クリック願います。
 また、コメントも大歓迎です。
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

拍手[0回]

訪問者数

ブログ内検索

ブログランキング

※ランキングに参加しています。よろしければ、クリック願います。
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

グッズ検索

プロフィール

HN:
TETSUYA
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1970/06/05
職業:
アラフィフ市民ランナー
趣味:
ランニング、ゴルフ、音楽
自己紹介:
48歳から海外赴任地のスイス・ジュネーブにて本格的にランニングを開始し、11ヶ月(実質8ヶ月)でハーフマラソンのサブ90/サブ89達成することができました。
次は目指せフルマラソンのサブ3!
海外赴任地スイス・ジュネーブでのランニング記録です。ランニングに関する役立つ情報なども記載していきますので、ぜひお読みください。

※2018/11/22以降のPB(パーソナルベスト):
- 1500m 5:06 (2019/8/17)(練習時)
- 5000m 18:48 (2019/12/6)(練習時)
- 10km 38:37 (2020/2/27)(練習時)
- ハーフ 1:28:49 (2019/10/27)(ローザンヌマラソン)
- フル 2020年5月10日のジュネーブマラソンにて初フル挑戦予定。目指せサブ3!

VO2 Max、VDOT、練習ペース、PB変遷

■ GarminでのVO2 Max: 58〜61 ml/kg/min

■ ジャックダニエルズ博士のVDOT: 54.1
Jack Daniels' VDOT Running Calculator

- E (Easy)ペース 4:48/km-5:18/km
- M (Marathon)ペース 4:14/km
- T (Threshold)ペース 4:00/km
- I (Interval)ペース 3:40/km
- R (Repetition)ペース 3:25/km (82s/400m)



■ VDOTの変遷(最近)
→46.9(2019/1/25)
→48.2(2019/3/11)
→51.4(2019/3/29)
→53.7(2019/8/17)
→54.1(2020/2/27)

■ PBの変遷(最近)
● 5km
- 21:24(2019/2/4)
- 21:06(2019/3/2)
- 19:56(2019/3/29)10km TT中
- 19:34(2019/8/1)12km Tペース走中
- 19:25(2019/8/21)10km TT中
- 18:48(2019/12/6)
● 10km
- 43:59(2019/1/25)
- 42:37(2019/3/11)
- 40:23(2019/3/29)
- 39:11(2019/8/21)
- 38:37(2020/2/27)
● ハーフ
- 1:49:50(2018/5/6)Geneva Marathon 2018
(本格的に練習に取り組む前で、初ハーフ)
- 1:31:29(2019/5/12)Geneva Marathon 2019
- 1:28:49(2019/10/27)Lausanne Marathon 2019

主な練習メニュー

- ウォーミングアップ/クールダウン/ジョグ:
Eペース〜6:30/km 各1〜3km
- ロング走/距離走: Mペース〜Eペース
- Tペース走: 4:00/km 5〜7km 1〜2本
- ウェーブ走: 4:00/km+5:00/km 1km〜3km 3〜5セット
- ビルドアップ走: 4:50/km→3:50/km 8km〜12km
- 1kmインターバル走: 3:40/km R90秒 3〜6本
- 400mインターバル走: 84秒(3:30/kmペース) R60秒
5〜10本
- 坂道ダッシュ: 300m(上り) R300m(下り)
5〜10本
- ウィンドスプリント(流し): 100m〜200m 3〜5本
※練習メニューは実力に合わせて適宜微調整